ふなこし内科・循環器内科

福岡市中央区笹丘1-4-12

筑肥新道沿い 駐車場4台 (近隣コインP補助あり)

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お知らせ

新型コロナウイルスに対するワクチンについて

当院でも新型コロナウイルスに対するワクチン接種が可能になると思います。詳細が決まるまでお待ちください。

最近患者さまからワクチンについて様々な質問を頂きます。簡単にまとめてみました。ファイザー社のワクチン(2回接種)をモデルに説明いたします。

①なぜ効くのか?

新型コロナウイルスの一部のmRNAを加工し、筋肉注射により体内に注入します。ヒトの細胞内に入るとヒト免疫細胞が異物と認識して、免疫ができます。

②ヒトの遺伝子に影響するのでは?

理論的にはヒトのDNAに影響を与えません。つまり遺伝への影響は無さそうです。

③安全性はどうなのですか?

副反応と有害事象に分けて説明いたします。

副反応;頭痛、倦怠感、接種部位の腫れ、そして発熱はインフルエンザに対するワクチンよりも出現頻度が高いようです。また1回目より2回目の接種時の症状が強いようです(良薬は口に苦し?)。

有害事象;極めて稀な確率(100万例の中で数例)で過度な免疫応答を引き起こす「アナフィラキシー」が起こりえます。よって当院を含め接種を行う医療機関では万全の態勢で臨みます。現時点(2021年2月20日)で既に世界で1億5000回のワクチンが投与されていますが接種を中止すべき事態になるような有害事象は生じていません。

④どの程度の有効性があるのですか?インフルエンザワクチンと比べてどうなのですか?

以下の指標が評価されています。

★ 感染の予防 

★ 発症(感染して症状が出る) 

★ 重症化 

★ 死亡率 

現在明らかになっているデータを紹介します(ワクチン接種が進んでいる英国、イスラエルのデータ)

・感染自体を予防する効果 ⇒ 1回目の接種で70%以上 2回接種すると85%

・発症を予防する効果 ⇒ 1回目の接種で85%以上 2回接種すると95%

・死亡を防ぐ効果 ⇒ 95%前後

⑤2回の接種の間隔は?

3週間程度の間隔をあけて接種いたします。

⑥ワクチンの効果はどのくらい続くのですか?

少なくとも半年は有効であると言われています。詳しいデータはこれらか明らかになってくると思います。

⑦接種する際に注意が必要な方は?

以下の方は接種は可能ですが、利点と危険性を担当医と話し合う必要があります。

・妊娠・授乳中

・重度のアレルギー疾患(喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーなど)がある

・抗凝固薬(ワーファリンなど)使用中

・免疫不全状態(免疫抑制剤(ステロイド)使用、原発性免疫不全など)

・自己免疫疾患(関節リウマチなど)

・中等症以上の急性疾患(入院している)に罹患

・新型コロナウイルス感染症にかかって数カ月以内

 

人類の英知を集めワクチンが極めて短期間で開発されたことは本当に幸運だと思います。副反応が強いのは気になりますが有害事象はほぼありません。積極的に接種を進めるべきだと私は考えます。