動悸外来
動悸とは
胸が「ドキドキ」する症状を動悸と言います。日常生活に支障をきたす場合や命にかかわる病気が隠れていることも。
ポンプの働きを担う心臓は、日中はもちろん、睡眠中も絶えず動いて(拍動して)います。
通常は拍動を感じることはありませんが何らかの原因で「ドキドキ」「ドクッ」といった症状を認めるのが動悸です。
原因は不整脈や心不全などの心臓の病気が疑われますが心臓以外に原因がある場合もあります。
動悸を引き起こす原因と代表的な病気について
① 心臓の病気が原因で動悸が起こる
心臓の拍動(リズム)に異常をきたす「不整脈」や心臓の働きが低下する「心不全」が疑われます。
・不整脈
心臓は1分間約60~80回の規則的なリズム(調律)で拍動を繰り返しています。
リズムに異常をきたす病態を不整脈といいます。不整脈にはリズムが速くなる「頻脈性不整脈」、遅くなる「徐脈性徐脈」、そしてリズムがとぶ「期外収縮」があります。
・心不全
収縮と拡張を繰り返しながら全身に血液を送り出すポンプの役割を担う心臓の働きが低下する病態が心不全です。
あらゆる心臓の病気(虚血性心疾患、弁膜症など)の終末像が心不全です。
① 心臓の病気が原因で動悸が起こる
- 肺の病気(肺気腫、気管支喘息、肺炎など)
- 貧血
- 甲状腺機能亢進症
- 更年期障害
- パニック障害、うつ状態など
このように動悸の原因は様々です。早急に医療機関の受診が必要なものから経過を観察するだけで良いものなど様々です。
当院では問診、診察に適切な検査を組み合わせて原因を特定し、適切な治療を行っています。
受診について
直接の来院でも構いませんが予約をお入れいただくと比較的待ち時間が短くて済みます。
予約はインターネット、お電話のどちらでも可能です。
病状によっては初回の受診に加えて数回の通院が必要となる可能性もございます。ご了承ください。