ふなこし内科・循環器内科

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コロナで長引く心の不調;日経新聞記事

コロナウイルスの感染後に心の不調で当院を受診される方が増えています。患者さまの訴えに傾聴しながら漢方薬も併用し治療しています。日本経済新聞の記事を掲載いたします。参考になればと思います。

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2022年12月27日 日経新聞記事(抜粋)

コロナで長引く心の不調 医療現場、ノウハウ蓄積で実績

新型コロナウイルス感染症はオミクロン型が広がっている。ワクチンや治療薬のおかげもあり死に至る確率は減ったが、呼吸器系の症状や発熱は収まっても、うつや不安などの「心の不調」に長い間、悩まされるケースが多い。原因はさまざまで治療法も定まっていないが、医療現場はノウハウを蓄え、症状改善の実績をあげつつある。

「朝、起きられず、疲れやすい」「不快でだるく、自分の体が変わってしまったようだ」。茨城県立こころの医療センターが夏に開設した「新型コロナウイルス罹患(りかん)後精神症状外来」には、コロナにかかってから2~3カ月以上たってもこうした症状が続く患者が相次ぎ来院する。

精神症状の原因はさまざまだ。本当にコロナのせいなのか、PCR検査で陽性になったのはいつなのか、など肝心な点がはっきりしない場合もある。同外来を受け持つこころの医療センター地域・災害支援部長の高橋晶・筑波大学准教授は診察に30分~1時間程度かけて、「何に困っていますか」などとじっくり話を聞く。

問診や心理検査に加えて抗体検査、脳の磁気共鳴画像装置(MRI)診断も実施し、コロナが原因で症状が出た可能性が高い患者を見極めていく。治療は抗うつ薬、抗不安薬など既存の薬で対応できる場合もある。昔から感染症薬として使われてきた実績のある漢方薬を処方することもある。心を病む原因として、コロナ流行の初期には「社会的制裁」が精神症状の背景にあるとみられるケースが目立った。コロナ感染が明るみに出ると職場などで差別の対象となり、場合によっては仕事をやめざるを得なくなる。そのストレスやショックが不安やうつ症状の引き金になった可能性がある。

これらと明確に切り分けられるわけではないが、もうひとつの主要な原因と考えられるのは、ウイルスのために脳が打撃を受け、機能に影響が及ぶことだ。働き盛りで仕事をばりばりこなしていた人が感染後に集中力を失い、脳に霧がかかったような「ブレインフォグ」と呼ばれる状態に陥るのは一例だ。英オックスフォード大の研究では、一定期間内にコロナ感染者の脳は未感染の人に比べ小さくなる傾向が見られた。

国立精神・神経医療研究センター神経研究所の山村隆・免疫研究部長によると、感染による免疫系の異常は体の組織に炎症を起こし、長期間の心身の不調をもたらす。脳血流の調整などを担う自律神経を攻撃する「自己抗体」ができ、血流が減って脳の働きが鈍ることもある。数十人を検査し、左半球の前頭葉など局所的に大幅な血流の低下を確認した。

コロナにかかってから半年以上、強い倦怠(けんたい)感があって動けず、思考力の低下なども続く患者を同部長は筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)と診断している。うつなどの精神症状が同時に出る患者も相当数いるという。治療には脳の代謝や血流を改善する既存薬やステロイド薬を使う。2023年には新しい抗体薬の臨床試験も計画する。

「もともと精神疾患で受診していた患者がコロナで新しいストレスを感じ、症状が悪化したケースがある」。同センター精神保健研究所の金吉晴所長は、うつ病や不安症の患者でそうした例を複数経験しているが、多くの場合は一過性だ。コロナ感染の不安を伝える情報によって一種の暗示をかけられ、不安になってしまう人もいる。

厚生労働省のメンタルヘルスに関する調査からは、コロナで精神的に大きな影響を受けている人の割合はそう高くないと考えられるという。とはいえ、一時的でも働けない期間があると職を失うなど、生活基盤が崩れる恐れもあり軽視はできない。

金所長はコロナワクチンの影響も注視している。接種後にそれまで使っていた抗うつ薬を飲むと、動悸(どうき)、目まい、吐き気などの副作用が強く出た例があったからだ。いったん収まっても、再びワクチンを打つとまた副作用が出た。予期せぬできごとに、現場は手探りで対処している。

心の不調の改善には、自分でできることもある。順天堂大学付属順天堂医院総合診療科の小林弘幸教授は「呼吸法」を勧める。「寝る前の3分間、3秒かけて息を吸い6秒かけて吐くことを繰り返すとよい」。普段から呼吸を整える習慣がつき、自律神経の働きが改善して脳血流も良くなる結果、精神症状の悪化を食い止められるという。

自律神経は腸の働きや免疫系とも関係が深い。根菜類、納豆、ヨーグルトなど食物繊維や発酵食品を多くとって腸内環境を整えれば、心の状態も良い方向へ向かう可能性がある。

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